2023.10.30
第2回P-1グランプリ開催レポートをお届け!
第2回P-1グランプリ開催レポートをお届け!
P-1グランプリは、Web3.0をはじめとする最新技術や社会課題についてのオンデマンド学習、ワークショップなどの学習プログラムを設け、若い世代の正しい知識の習得とリテラシー向上を目指しています。ピッチコンテストの枠を超えた“新しい学び”を提供する取り組みとして、また、将来の起業家輩出や新ビジネスの創出を促す機会づくりのひとつとして、2023年春にスタート。ご好評をいただき、早くも第2回目を開催するにいたりました。スケールアップした今回は、本戦出場者の皆さまを対象に、洲本市での現地調査(フィールドワーク)がプログラムに加わり、直接見て体験することで、より深く地域課題を探究していただきました。また、賞品も前回の倍となる総額20万円相当のNFTをご用意。学んだ経験そのものを資産にしていただきます。
主催: | 一般社団法人 日本アニカナ業協会 |
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協力: | 兵庫県洲本市/島のしごとサポートセンター(株式会社シマトワークス)/NPO法人 地方創生協会/アニドライブ株式会社/株式会社ワークアカデミー/一般社団法人 未来教育推進機構 |
協賛: | 株式会社ロードカー/株式会社ユーポス |
今回も多くの社会人・大学生の方からご応募をいただくと同時に、地域を問わず国内各地からご参加くださり、P-1グランプリの全国的な拡がりが感じられました。参加者は1カ月間に渡ってWeb3.0、地方創生、Society5.0(当社出版物より)などを学びました。学習期間中にはオンラインワークショップも開催。講義に加えて、Web3.0やアニカナの専門家と自治体の方へ、アニカナシステムや地域情勢の質疑応答が大変活発に行われ、企画を考える上でのリサーチとして、学習内容の確認として、参加者の皆さまが主体的に学び成長されている様子が伺えました。
その後、提出していただいた企画書の厳正な審査を経て、本戦出場に6グループが選出。本戦はZoomウェビナーで開催され、審査員や一般視聴者に向け、前回に負けず劣らず熱いプレゼンテーションが展開されました。
本戦出場に選ばれた皆さまは、コンセプトから収支・広報計画策定、人的コストの算出などビジネスプランとしての高いクオリティをアピール。さらにその企画は、洲本市に暮らす人・移住する人、双方にメリットのある仕組みが作られていたり、古民家など地域の資産を有効活用したり、洲本市を起点にシステムを全国展開することを視野に入れたりと、より地域に根差しながら新しい技術(アニカナ)を活用していくアイデアが際立っていました。企画の実現を見据えた質疑応答も活発に行われ、審査だけにとどまらず、企画内容のブラッシュアップの場としても盛り上がりを見せました。審査はワクワク感・具体性・新規性といった項目に加えて、プレゼンテーションの表現力やWeb3.0の技術を活用しているか、地方創生につながるかをポイントに行われました。厳しい審査を経て選出された上位3つの企画の皆さまから、素敵なコメントをいただきました。
今回は新たに「現地調査」をプログラムに追加したこともあり、より地域のニーズに対する想像力・発想力が際立った企画が多く、若い世代の地方創生への意識の高まりを感じました。Web3.0など新たな技術を活用して社会課題の解決を目指す。まさに今、社会で求められるスキルを、若い世代の皆さまに実践を通して育んでいただくために、私達はこのP-1グランプリを継続的に開催して参ります。次回の開催も皆さまの挑戦をお待ちしております!